footballのスクールとかクラブの方針にもよるけど、目的があると思う。
それは10チームあれば10チーム違う。
私のクラブやスクールは、強いチームを作るとか優勝とかが目的でできたクラブでもスクールでもない。
かといって目指してないのか?
といわれると目指してはいる。
ただ優先順位では低い方になってしまいます。ということ。
それは特殊でもなく、日本でもたくさんあると思う。
子供達が少しでも長く好きなfootballができるように技術を磨き、子供達がお父さんになった時に息子や娘に
「footballは技術なんだぞ!」
と言いながら足技を見せたり、子供をおちょくったりしてまた、その子供が悔しくて技術を磨いてお父さんに挑戦したり…
というブラジルのfootball文化みたいなのが作れたらいいなぁ〜と思って今も続けている。
それは人を動かす事にもつながるから『魅力』という武器にもなり得る。
プロサッカー選手というのはこちら側が「なれる」というものではないし、「育てる」というものでもない。
プロになれる人はどこでも誰に教わってもそこまで自分を運べる人なんだと思ってる。
だから私にとってのクラブやスクールは、
『footballが巧くなるための場所』
だから、私は反省しなければならない。
今現状に満足ができていない。
2年前に武器でもあった自分がやってみせるというのができなくなって、自分の理想をコーチングのみで伝える難しさに直面した。
だから子供達が触ってるボールの触り方、人とのつながり方…
これが理想通りにはいってない。
これはあってはいけない事なんじゃないかなぁ…
と思ってる。
だから最近は
育成が凄いですね。
とかどうしたらこのような選手が育つんですか?
そう言って頂くのは有難いことではあるのだが、納得してない自分がいて、そう思えてない。
まだまだだと感じているし、育成とは難しい‼︎
とやる気がドンドン出てくる。
クラブ
スクール
個人
どれをとってもやり方や育ち方はそれぞれであり、新しい事をしていかないと育たない気はする。
何十年もあるシステムでどれだけのいい選手が東北の街から出たのか?
本当に今のやり方が正解なのか?
考える時間もなかった。
ブラジル、ドイツ、フランス、スペインはなぜ全国大会を育成年代でしないのか?
これは興味深く、全国大会のあるなしの問題ではなく、それによってどんな事が起きて、どんな選手が育つのか?
これを把握して、そうならないように育成する事が大事だと思う。
スペインに至っては19歳からしか存在しない全国大会。今の日本代表の選手達は小学生の頃、全国大会に出ていたのか?
26人中、半分以上出てたのであれば全国大会というものが日本には必要なんだと思う。
それでも勝って全国大会を目指す。
目指し方の話。
って考えると色んなことが繋がってくるが、私にとっては今目の前の子供達がどうか?
ここに目を背けないで向き合う。
それだけのこと‼︎
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