フットボールにおける本当の速さ!!
- kuukan

- 12 分前
- 読了時間: 3分
ブラクラではフットボールラボを開催しており、子供たちが普通では学べない分野の仕掛けをトレーニングに取り入れて無意識に成長する部分を増やしている
フットボールにおける「速度」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。
走るスピード?それとも考える速さ?
多くの指導者に尋ねれば、きっと「考える速さ」と答えるはずだ。なぜなら、走る速さには身体的な限界があるが、考える速さには限界がないからだ。足の速さだけでフットボールという競技で輝き続けることは難しい。相手の思考よりも速く考えることで、真の意味でのスピードで相手を上回ることができる。
「考える速度」を鍛える難しさ
しかし、ここで疑問が湧いてくる。考える速度を上げるトレーニングを具体的に行っているクラブは、果たしてどれだけあるのだろうか?
この分野を深く学んでいくと、速度の重要性が見えてくる。フットボールとは言い換えれば「時間の奪い合い」をしている状態だ。
そこでは、チームの陣形がコンパクトであることも重要になってくる。
選手は瞬時に最適なポジショニングを考える必要がある。
そのとき選手が考えるべきことは、「このポジションに立てば、どんな優位性がチームに生まれるのか?」という問いだ。
その判断材料は無数にあり、それらに気づくだけでも至難の業だと感じている。
それを動きながら、相手がいる状態で行うとなると、難易度はさらに上がる。
「頭の速度を速く」するには
「頭の速度を速く」——この言葉はよく耳にするが、具体的にどうやって速くするのか?
選手たちにどんな意識を植え付けるべきなのか?
私が意識したのは、単純に「速く考えなければいけない環境」を作ることだった。
そのためには、相手の「予測」に気づくことが不可欠だ。
相手の意図を読めなければ、こちらのポジショニングも、狙っているプレーも成立しない。
低学年から身につけたい「思考のフライング」
このスキルは、低学年のうちから自然と身につけさせたいと考えている。
高学年になっても、ジュニアユースに上がっても、このスキルが身についていない選手は少なくない。
そういう選手は、ボールが来てから見て、考えて、プレーする。
ボールコントロールのスキルが高ければ、そこそこ活躍はできるかもしれない。
しかし、カテゴリーが上がっていけば通用しなくなる。
これはスランプではない。
単純に思考が遅く、プレーしながら考えているため、視野も狭くなり、プレーのクオリティも低くなってしまうのだ。
考えていないわけではない。しかし、考えるタイミングが切羽詰まってからでは遅い。
そうなると、どこかでエラーが起こる。
もちろん、エラーを隠すスキルも必要だ。しかし、それ以上に重要なのは、エラーが起きにくい「思考のフライング」——つまり、事前に考え始める習慣なのだ。
プレーが起こる前に考え始める。ボールが来る前に判断を始める。この「思考のフライング」こそが、現代サッカーで求められる本当の速さではないだろうか。






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